みなさま、テレワーク慣れました?
私もかれこれ3月からテレワークでほとんど電車に乗ってない日々です。
こんなに家にいたのいつぶりだろうって、きっと小学生とかくらいぶりですよ。
緊急事態宣言出てからは出歩かなくなりました。近くのスーパー行くのもちょっと抵抗あるくらい。
これだけ家にいると、やることと言ったらyoutube見るか、ネットで買い物するか、
仕事中はもちろんspotifyとかでストリーミングしながら会社のVPNに繋げたりとかですよね。
となってくると、気になってくるのが回線のスピード。
特に我が家はスマートホームを構築していて、常時20端末以上がWi-Fiにぶら下がっていて、外向けのスピードというより屋内間の通信が混んでいて、今まで使っていたwi-fiではストリーミングがよく止まってしまっていたんですよね。
ちなみに今まで使っていたのは最後のAPPLE純正Wi-Fiであり、time machineバックアップもできちゃうAir mac time capsuleの3TBです。
当時はこんなにおしゃれで性能が良くて、勝手にMACのバックアップも取ってくれてホント言うことなしの無線LANだった訳ですが、流石に常時スマートホーム機器で20台以上ぶら下げて、動画と音楽ストリーミングしながらネットするみたいな使い方は2013年の発売当時には想定してなかった訳ですね。
そりゃ詰まるわって話で。テレワークしてるとずっと家にいるモンだから気になる気になる。
と言う訳で、いろいろ調べてみました。
ちなみにうちのネットワーク構成はこんな感じ。
書いてて通信が詰まってる感出てますよね。数年前までのIOT機器ってせいぜい家に数台だったんですよね。なのに、今や10台以上は当たり前。スマートホームにしている家なら20~50台くらい繋いでてもおかしくないわけで、wi-fiってつながり悪いよねーって言うのもしょうがない。
これ見て、どこを改善しなくてはいけないのかと言ったら、出口かつ各機器間通信の中継を担っている無線LANだと言うことに気づきますよね。
普通の家庭用無線LANてアンテナ2本が標準なんですが、2本で20数台同時通信て普通に考えてみたら無理ゲーですよね。そりゃ無理だと。
一応Air Mac Time Capsuleは2.4GHz+5GHzのデュアルバンド、最大50台まで対応なんですが、それでも結構きついなと。
また、LANの差込口が部屋の隅っこなので、玄関側が通信状況悪くて動画見れないくらいのスピードなのでこれも改善したいなと。
しかもうちのMACは2台ある。それが一緒にTime machineのバックアップ取ってたりするので尚更ですね。
と言うことで、更新するにあたりいくつか要件を出してみました。
①50台以上の接続台数
②無線でTimeMachineができること。(つまり、NASを導入できること)
③部屋の端まで対応できる出力が欲しい。(できればメッシュwi-fiとか)
④MU-MVMO、ビームフォーミング対応(iphoneは対応してないけど)
⑤できればWi-Fi6対応(我が家の光はマンション用で1Gなのでいらないけど)
⑥できればIPV6対応(〃)
⑦バンドステアリング(これ超重要)
と言う条件で調べていたら、見つけました。
TP-LinkのC5400。
クモみたいなゴツいやつだけど、ゲーミングWi-Fi並のアンテナ数、5G+5G+2.4Gのトライバンド。通信速度は2Gbps+1Gbpsと言う頼もしさ。
最大64台接続というのも並では無いオーラを感じます。もちろんNASも接続可能で、二つのLANポートを一つにまとめてしまうリンクアグリケーションなる機能もついていて、NASに同時に数端末が接続するようなSOHOなんかにも適用化。
で、一番重要と思っていたバンドステアリングも対応。これはどんな機能かと言うと、トライバンド(5G+5G+2.4G)の3つのバンドを一つのSSIDでつなぐ事ができる機能です。
今までのAirMacは、5Gと2.4Gに別々のSSIDがあって
SSIDイメージ
(Airmac-2.4Gxxxxx):遅いが遠くまで届く
(Airmac-5Gxxxxx):早いが遠くに飛ばせない
どちらに繋ぐか毎回子機側で選ばないといけなかったんですよね。
例えば、無線LAN親機を設置している部屋で5Gに繋いでいるとして、その部屋から離れた部屋に入ると5Gでは繋がりが悪くなる。で、そこで2.4Gに勝手に繋がってくれるのかと思いきや、ところがどっこい。
頑張っちゃうんですよね。
「5Gって選択したんだから、ギリギリ繋がるしなんとしても5Gで頑張りまっす!」
ってうちのiPhoneが言ってる感じ
いいんだ、頑張んなくていいいんだよ!2.4Gの方が飛ぶんだからそこは2.4Gにかわろうよ!って思うんですが、そこはいちいちこちらで指示しないと変わってくれない。
で、結局2.4Gに変えて、また親機の近くに戻ると、5Gになって欲しいじゃ無いですか?
もちろん変わってないんですよね。2.4Gのまま。2.4Gと言う楽できるバンドを覚えたらもう頑張らなきゃ掴めない5Gは使わないと言う、、、、。
で、このどのバンドを使うかと言う選択を勝手にやってくれちゃうのが『バンドステアリング』機能ってわけです。いつでも一番早いバンドを勝手に選んで繋げてくれる。これだけでもめちゃ便利。生活変わります。
ということで、ちょっと高いけどこの部分はケチるところでは無いと判断。
そして、これに合わせるNASですが、こちらはMACのTimeMachineとの相性がすごい大事で。私が前の無線LANからAirMacTimeCapsuleにしたのも実はTimeMachineとの相性。以前B○ffaroのLinkStationを使っていたのだけど、転送スピードが遅くて使い物にならず、またTimeMachineに繋がりが悪くて結局TimeCapsuleに変えた経緯があって。
こちらも調べたところ、Macとの相性に定評があるのは、QnapとSynologyの2社と言うことが分かりました。
比較は結構色々なサイトでやっているので割愛しますが、結局買ったのはQnapのTS231P
最初の設定でこけて導入編でブログ書けるくらいの時間掛けたのだけど、こちらも無事に導入して、TimeMachineも無事繋がるようになり、無事にAirMacTimeCapsuleからの引っ越しが終わりました。
と言うか、こちらも今度時間あるときに書きたいんですが、TimeMachine用にと思って導入したNAS、まじですごいです。外出先からうちのパソコンの中身全部見れるし、iphoneのバックアップとかもバックグラウンドでできちゃうし、こんなに便利って知ってたらもっと早く導入してたわって話で。
と言う訳で、うちのネットワーク環境は今こんな感じになりました。
無線LANのTP-LINK C5400がすごい。優先的に通信させる端末を決めることができたりするので、音楽ストリーミング用のiPhoneとHomePodを優先にしたら音楽止まらなくなったし、インターネット自体の回線速度も30Mbps→100Mbpsと3倍になりました。(うちのマンションは光回線なんだけど共用HUBから宅内LAN間が100BASE-Tなんで理論値100Mbpsがいっぱいいっぱいなので、無線でMAX出ているのでよしとする)IPV6(IPoE)は対応してないけど、うちのインターネットはIPV6未対応なんで問題なし。
当初中継機とかメッシュWi-Fiかとかも考えていたけど、とにかく出力がやばいので、気にしていた玄関側も問題なし。家の隅々まで快適スピード出るようになりました。
あくまで我が家のネット環境の話なので参考になるかは分かりませんが、
特にインターネット自体の回線スピードはいらないんだけど、スマートホーム機器が多くてホームネットワーク内での通信が詰まっているような場合で悩んでいる方であれば同じような構成で解消できると思います。
今日はこの辺で〜!
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